【事例】パーキンソン病で首下がりが始まった方に、主治医がWeb検索で見つけたコレクトウェルプラスを勧める!

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典型的姿勢

要約

パーキンソン病を数年前に発症した高齢の女性です。投薬治療が主体の治療を続けられていました。転院後の主治医が女性の首下がり症状に対応するため、WEB検索で当店装具コレクトウェルプラスを見つけ、女性に勧められました。コレクトウェルプラス装着で首下がり症状が改善されました。

出来事の始まり

ある日、電話が鳴り「私の妻がパーキンソン病で」と語り始めたご主人のお話は、大変印象深いものでした。

「家から通いやすい病院に転院したのですが、新しい主治医の先生が家内の首下がり症状を非常に気にかけてくれました。二度目の外来で、コレクトウェルプラスというのですか、ある商品を勧めてくれました。先生はネットで探されたそうです。それでお店(当店)に電話しています。」

「買いたいのですが、どうやったら買えますか?」「うちにはパソコンはありません。」とお客様。

主治医からはWEB店舗に表示されている装具、コレクトウェルプラスの画像を頂いたということでした。そこで弊店に電話されたのですが、パソコンが無いということはWEB店舗に掲載された装着上の注意や使いかた、サイズの測り方など全くご存じないし、これからも見ることができないということです。店主は非常に困りました。コレクトウェルプラスはS、M、Lとサイズ展開していますが、首周りの大きさに準じてサイズを決めます。その測り方は、WEB店舗でご紹介しています。しかし、お客様は、それもご覧になれない。

「FAXはありますか?」と私。「FAXはありません」とお客様。FAXを利用して測り方の図解をお送りしようと考えた店主の目論見は外れました。

万事急す。ご購入を諦めていただくしかない。ところがご住所を伺ったところ、弊店から40分ほどで行けるところではありませんか。店主は決意しました。主治医がWEBで当店のコレクトウェルプラスを見つけ、ご自分の患者様に勧めている。「この主治医の熱意に私はお応えしなくてはならない」と。
「幸いお近くにお住まいなので、私が直接ご自宅にお伺いします」とお話していました。

10日後にお客様のお宅にお邪魔しました。お客様は店主と同世代のご夫婦でした。

「うちは子供がいないので、パソコンの事もネットのことも聞く相手がいないんです。何も分かりません。」「あるのはスマホだけです。」「二人ともスマホを持っていますが、電話する時に使うだけです。」

治療介入の経緯

奥様は数年前から体の不調を覚え、パーキンソン病と診断されました。投薬治療を受けていましたが、後ろ向きに歩いてしまうなどパーキンソン病に典型的な症状が現れておられました。同時に首下がり症状も現れ、ご主人は「もっと頭を上げて」などの声掛けが増えたそうです。

通院に不便だったことから自宅近くの病院に転院し、新しい主治医が投薬量を増量したことで後ろ向きの歩行は消失しました。しかし、首下がりは変わらず。このとき主治医がWEB検索で当店を見つけ、コレクトウェルプラスを見つけ出し、お客様に勧められたとのことでした。

いざ装着

早速サイズを確認し、Mサイズを奥様に装着していただきました。さほど調整する必要もなく、装具は奥様の首周りにフィットしました。奥様の首が持ち上がり、前が見えるようになり、お声も前に出ます。「あらっ」と驚く奥様。「いつもそんな風だと良いね。」とご主人。「別に窮屈でもないし、ずっと付けていていいんですか。」との質問に、「最初は一日3回、食事の時に20分ほどの使用から始め、問題が無かったら少しずつ装着時間を長くしてみてくださいね」とお願いして辞去しました。コーヒーを淹れていただき、ご夫婦のほっこりとしたお人柄に触れ、幸せな気持ちで帰路についた店主でした。

正面から撮影した写真をイラスト化

側面から撮影した写真をイラスト化

 

当店の経験から

当店の「パーキンソン病の首下がり症状が、コレクトウェルプラスの併用リハで改善した経過」は、人気ブログです。読んでくださる方が多く、しかも記事を最後まで読んでくださることがHPのデータ解析で分かっています。

当のブログの主人公より今回の奥様の首下がり程度は軽症ですので、私は2~3か月経つうちに首下がりが解消するのではないかと予測しています。

日常生活で注意していたこと:ご主人の声掛けです。リビングの上の方に掛け時計がありましたが、「ご主人は時計を見てごらん」と奥様にまめに声掛けしておられました。
知り合いのOTの先生のお話:パーキンソン病の首下がり対応は、首を上げる習慣づけが大切です。
ご主人は、これを実践しておられたのです。

奥様は訪問リハも通所リハも受けられていません。しかし、イラスト(店主が写真を元に描いた線描き)から分かるように、上体の姿勢が比較的保たれています。何よりも装具を着けても違和感がない、つまり装具との相性が良かったことがイラストに見られるように、最初の装着で頭部が持ち上がった理由と考えます。これからの首下がりの改善経過が楽しみな方です。

監修:上田惠介(医師)

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